先輩社員
孵卵部
- 入社年
- 2019年
- 自己紹介
- 出身大学は鹿児島大学です。
趣味はスポーツ観戦と読書です。地元に本社がある会社で、大学で学んだ畜産にかかわる仕事に就きたいと考えたからです。
- 好きな言葉
- 成せば成る
- 特技
- PC(特にエクセル)
- 社内経歴
- 営業部門→栃木種鶏課→栃木バイオセキュリティ課→孵卵課
部のミッション
当社が誇りと責任をもって行わなければならないことであり、世の中のためにもなることです。
仕事について
孵化場には雛チームと種卵チームがあります。私が所属する雛チームでは、ハッチャーから取り出した種鶏雛を鑑別・選別・ワクチン接種などの様々な工程を経て、良質な種鶏雛のみを専用箱に入れ、出荷するまでを担当しています。
種卵から種鶏雛を孵化させる「発生」は週に約4回あり、お客様からのオーダーを元に、貯卵日数や孵化時間およびセッター内の配置等を考慮した入念な入卵計画をもとに、作業工程が組まれています。
発生日の1日の流れとしては、早朝に孵化した数万羽におよぶ種鶏雛を当社専属の鑑別師が雄と雌に分けた後、良質な種鶏雛のみを選別し、ワクチン接種作業を経た後、ひとつひとつ丁寧に箱に詰め空調管理が行き届いた雛保管室にて出荷時間まで待機します。午後からは後片付けや掃除、整理整頓、次の日の点検や準備を行いますが、一連の定常業務が終了してから、メール対応など各自積み残し業務やミーティングなどをこなして1日の仕事が終わる、という流れです。早朝から作業がある場合は、帰社時刻は16時ぐらいになりますが、発生する種鶏雛の羽数やお客様のお届け先によって業務開始時刻が大きく変動するため、孵化場では業務負担が最小限で済むように時差出勤体制で運営しています。
大学と会社の違い
バイオセキュリティ部に所属していた時は、学生時代の研究や実験で培った経験や技術を生かして、専用器具を使用することがあったので、学生の頃に学んだことが役に立っていると感じました。また、原種鶏という当社でしか扱っていないような鶏を扱うことができ、大学では今のように大規模羽数の飼育管理や孵化発生を経験することはなかったので、そこにも大学との違いや会社ならではの魅力を感じています。
「責任」も大学と会社の大きな違いです。例えば大量の種卵を扱っている時に、もし誤って割ってしまえばお客様に販売するべき種鶏雛が孵らなくなってしまい、会社の損失に繋がりますので、責任の感じ方も学生の頃とは大きな違いがあります。
入社してから感動したこと
1年目の営業部門の研修で全国のお客様と話をする機会があり、たくさんのお客様がそれぞれに「シェアのほとんどを占めていて、すごい責任だよね」や「日本チャンキーさんしかいないよね」のような、当社が非常に信頼され、頼りにされていると感じる言葉をお客様から直接お聞きしました。その時に「本当に大きなことをやっている会社だ」と感動しました。もし、最初にこの経験がなかったら、今のような責任感は持てていなかったかもしれません。「もし、種卵を割ってしまったら…」を考えた時に、その先のお客様一人一人の顔が浮かぶので、一つ一つの仕事に責任を感じています。
入社してから成長したと感じることは?
以前は短期的で目先のことしか考えていなかったのですが、長期的に物事を見ることができるようになってきたことです。20年後、30年後の自分のスキルや経験のことや、会社が将来どうなっているのか、どういうことを考えておかなければならないのか、そういうことも考えるようになってきたことに、自分でも成長したと感じます。私は20年後の会社も、今と同じように安定してお客様に種鶏雛を提供でき、社員も各部門一丸となって種鶏雛を生産し続ける、そういう会社で有り続けて欲しいと思っています。
今後のキャリア目標
様々な部署での経験と、それに伴う広い視野で会社に貢献していきたいと考えています。バイオセキュリティ部にいた時は、種鶏部を経験して農場のことが分かっているからこそ、バイオセキュリティ部の仕事を段取り良くスムーズに行えています。他の部署のことを知っているからこそ活きてくるものがあると思うので、それぞれの部署で学んだ技術や経験を活かして会社に貢献していきたいです。